介護療養のあり方

急性疾患からの回復期にある方で、寝たきり患者に対する医学的管理下、ケアが必要な方を中心に受けている医療施設です。
介護療養ができる施設は、主に医療法人が運営する医療施設ですから、病院に入院するという一般的な方法で、状態が改善すれば退所ということになります。
医療機関ですから、入所するための費用は必要ありません。

2015年度介護報酬改定で、介護療養型医療施設に療養機能を強化した類型(仮称療養機能強化型)を設けることとして、現在の介護療養型医療を廃止することになりました。
何故このようにするのかは、保険制度を考える上で、医療保険で介護療養型医療施設に入所せずに手厚い介護を目的として、介護保険で賄うこととしたからです。
そのためこの件に関し、介護報酬を高くすることとし、その要件として5項目の判断基準を設けています。
「体に重篤な疾患のある人や合併症のある認知症高齢者が入院患者の一定割合以上であること」、「タンの吸引等の医療処置を受けている人が一定割合以上であること」、「ターミナルケアを受けている人が一定割合以上であること」、「生活機能を維持改善するリハビリテーションを行っていること」、「地域に貢献する活動を行っていること」が挙げられていのです。

割合という点が曖昧ですが、医療保険費をこれ以上増やさない為の苦肉の策としか思い要がありません。
しかし、老健施設への転換を促す問題や在宅復帰を支える老健施設の役割が分かりづらくなると反論も多いのが実情です。